汚染の基準(メモ)
■練馬区の放射線量測定における「対応基準値」の考え方
「年間1ミリシーベルト以下を基に、毎時の値を算出します。その条件として、一般の人の生活モデルとして国の原子力安全委員会で採用している方法を参考にし
ます。1日8時間屋外活動を行い、残りの16時間は木造の家屋にいると仮定しています。木造の家屋にいた場合の「低減係数」は、原子力安全委員会発行の
「原子力施設等の防災対策について」※1に記載されている「平屋あるいは2階だての木造家屋0.4」を使用しています。」
「★ 1000マイクロシーベルト/365日/(8時間 + 0.4<低減係数> × 16時間) = 0.19マイクロシーベルト/時
この0.19には、自然放射線量が含まれていません。そこで、東京都の示す自然放射線量の国内平均値である0.05マイクロシーベルト/時※2を加算します。
★ 0.19マイクロシーベルト/時 + 0.05マイクロシーベルト/時 = 0.24マイクロシーベルト/時」
「0.24マイクロシーベルト/時 を練馬区の 「対応基準値」 としました。」
「1)呼吸による内部被ばくは、空気中の放射性物質が問題になりますが、現在東京都産業労働局の大気中の放射性物質の測定結果※1) によると、ほとんど検出されていません。
2)食物摂取による内部被ばくについては、現在暫定規制値を超える飲食物は市場に出ていないこと、国が食品を通じた放射性物質の健康への影響について検討中であることから、今回の計算に含んでおりません。」
■「原子力施設等の防災対策について」 112ページ(原子力安全委員会)
■深刻!これが首都圏セシウム汚染の実態だ!千葉・松戸、東京23区
「千葉県柏市や松戸市などの土壌中のセシウムは1平方メートル当たり6万~10万ベクレル、放射線量は毎時0・2~0・5マイクロシーベルトと高かった。埼玉県南東部の三郷市や西部の秩父市でも同様に高い地域があった。」
「チェルノブイリ原発事故では、強制避難の基準は55万ベクレル以上ながら、3万7000ベクレル以上が「汚染地域」とされていた。」
「文科省によると、毎時0・2マイクロシーベルト以上だと年間被ばく線量が一般人の被ばく限度の1ミリシーベルトを超える恐れがある。」
« スカイボックス(ラグジュアリー・ボックス)(下書き) | トップページ | スポーツビジネス論 »
「震災関連」カテゴリの記事
- 汚染の基準(メモ)(2011.10.02)
- ボランティアが復興を妨げる(2011.08.20)
- 高崎CTBT検出器のセシウム汚染(よい話)(2011.08.19)
- 雨が降ると空間線量は高くなる(2011.08.19)
- 東電原発関連(2011.06.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント